感染者数の年代別比率について

このグラフは呉市から発表された情報(2020年4月〜)を基に、年齢別の感染者の割合をグラフに出力したものです。

新型コロナウイルス第1波が到来した2020年4月〜6月にかけては、呉市が発表した感染者数は6月時点で80歳代以上が1人のみでした。
この時点では、新型コロナウイルスがあまり流行していなかったといえます。

しかし、新型コロナウイルス第2波が到来した2020年7月〜8月ごろから20歳代や40歳代、50歳代など比較的若い世代の感染者も報告されるようになりました。
8月時点での感染者数はそれまでより増加し、11人となりました。

新型コロナウイルスの第3波が到来した2020年8月〜12月からはそれまで確認されていない20歳未満、30歳代の感染者も報告されるようになりました。
更に、呉市全体の感染者は大きく増加しています。
12月には呉市全体の感染者数が233人に達しました。

新型コロナウイルス第4波が到来した2021年1月〜7月にかけても年代別の割合においては同様の傾向が続いており、新型コロナウイルスの最初の感染者が呉市で確認されてから1年が経った4月には、感染者数は344人となりました。

その後、海外由来の「デルタ株」などの変異株のコロナウイルスが猛威を振るうようになった2021年8月〜9月の呉市における新型コロナウイルスの感染者は9月時点での感染者数は1099人で、このうち20歳未満176人20歳代239人30歳代152人となっており30歳代までの若い世代がその半数以上を占めています。

ここから言えることは、それまで感染しにくいといわれていた若い世代の方も新型コロナウイルスに感染する可能性が高くなっているということです。

手洗いうがい消毒、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの維持などの新型コロナウイルス対策をより一層心掛けましょう

データソースについて

掲載される情報のデータは、呉市のホームページ「【新型コロナウイルス関連】呉市における感染者情報」から、呉市より許可を頂き、機械的に取得したデータを基に、Google Charts を使用して表示しております。

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