CoderDojo Kure プロジェクト 

くれためいんふぉ

呉市民のための情報発信



くれためいんふぉ
プロジェクトへの思い

本プロジェクトは、地域の若者たちが地域課題を見つけ、アイデア出しだけで終わることなく、解決法を見いだし、解決する工程を世代の違う仲間と共に取り組むことで、年齢や性別による価値観の違いなど多様性という様々な観点から議論し、主体的に学ぶことの大切さを共有するためにスタートしました。

コロナ禍において、多くの人が不安な生活を強いられている中、正しく必要な情報を素早く確認できるものがあれば安心できるのではないか?というディスカッションを重ね、呉市が発表しているコロナ感染者情報を視覚的にわかりやすく情報発信することを目標にしました。 幾度もの緊急事態宣言の発令によりメンバーが集まって作業する機会が極端に減り、お互い面識がない者同士が Zoom ミーティングを中心にプロジェクトを進めることは思いのほか困難であり、時間がかかってしまいましたが、非日常的な生活の中でオンラインなどを通して常に繋がることを意識し、 頑張ってプロジェクトを進めていくことで、どうにかシステム構築の完成に至りました。

ホーム画面のロゴ、「くれためいんふぉ」は呉市民の為の情報発信をする役割を表現しています。コロナ禍でリモート会議やオンライン授業が主流となり、人との触れ合いかたが多様になっている中で、どんな繋がりかたであっても人との出会いを大切にしたいとう思いを込めています。文字のデザインを一つひとつ変えることで、出会いかたの多様性を表現しています。

多くの人に私たちが構築したサイトを見て頂き、お役に立てえることを願っています。



くれためいんふぉ
システム構築の流れ

ステップ1. プロジェクトメンバーの募集

呉市で活動 している市民団体 Coderdojo Kure に参加されたことがある人を中心に声がけをし、高校生以上を対象にプロジェクトメンバーの募集をしました。

ステップ2.チームディスカッション

コロナ禍において、「みんなが必要としている情報は何なのか?」について毎週日曜日に Zoom ミーティングを実施し議論を重ねました。

また、必要な情報をどのように表示すれば、視覚的にわかりやすくなるのか?

提供する情報によって、不安を煽るようなことにならないか? など様々な観点から必要な情報について精査しました。

ステップ3.システム概要の把握・開発

呉市のホームページ上で発表しているコロナ感染者情報の PDF ファイルをシステムで自動的に読み込めるように、チームAのメンバーが中心となってプログラミングを作成。 

チームBのメンバーは、必要なデータを取り込み、表示する部分を構築担当。

ホームページデザインはチームCを中心に、チームみんなでテストや部活などの合間に作業できる時に開発を実施。

わからないことは Slack を使ってサポーターに質問し、Zoom で画面共有しながら開発を進めました。



くれためいんふぉ
プロジェクトメンバーのご紹介

学生メンバー(Aチーム)

Y.M

Aチームリーダー

データの取り込み部分のところと、サイトのコンテンツを考えました。
サイトがどのような工程を辿って出来上がっていくのか本プロジェクトを通して勉強することができました。今まではサイトをただ見るだけでしたが、これからは今回学んだプログラミングという観点からも色々と発見していこうと思います。

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H.N

学生

Aチームスタッフ

サイトのコンテンツを考えました
最初は思っていたものを違うものをするので、ちゃんと出来るか不安でしたが、サポーターのみなさんに教えて貰いながら分からなかったシステムやアプリを使って構築していくなかで、少しずつ分かるようになってきて達成感があり、良い体験になりました。

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H.I

学生

Aチームスタッフ

プログラミングの勉強になりました
いつも見ているホームページやサイトがどういう仕組みで作られているのかを知ることができてとても良かったです。難しいことも沢山ありましたが、なんとかこの経験を活かせるように頑張っていこうと思います

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学生メンバー(Bチーム)

Miyagawa

学生

Bチームリーダー

呉高専電気情報工学科二年生
普段あまり触ることのないWed技術を体験できとてもいい機会になりました。
このサイトが呉市民の皆さんに役立てれば幸いです。

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Sakurai

学生

Bチームスタッフ

初めてWEB関連のプログラミングに触れたのですが、思っていたより難しく、いい経験になりました。

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K.K

チーム2

Bチームスタッフ

私立高校3年生
グラフ表示部分を担当しました。
本プロジャクトに参加することで、少しずつプログラミングの概要がわかってきて、将来、某大阪のゲーム会社にプログラマーとして働きたいという目標が明確になりました。

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S.O

チーム2

Bチームスタッフ

プログラミング(グラフ表示部)の担当チームの一員として参加しました。
グラフの説明文も担当しました。
日頃私達が使っているコンピュータプログラムを作成しているプログラマーの皆さんの苦労を、身を持って体感することができました。

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学生メンバー(Cチーム)

Demoto

Cチームリーダー

呉高専3年の情報分野を志す学生です!
実際にホームページを作る活動に触れ、経験を得たいと思いこのプロジェクトに参加させていただきました。
サポーターの方々に助けていただきながら、ホームページ作成を経験することができました!

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S.Y

Cチームスタッフ

①ホームページデザイン、ロゴのデザインを担当しました

②まっさらな状態からメンバーの皆さんやメンターの先生方とミーティングを重ねていくうちに、ホームページが形になっていく過程が楽しかったです!
使ったことの無いアプリ等の使い方も教えてくださったので、今後の自分の為になる貴重な経験でした!

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H.Y

Cチームスタッフ

ホームページデザインを担当しました。
このサイトを見てくださる方々がどうすれば見やすさと快適さを感じられるのかを考えながら作業するのは大変でしたが、良い経験になりました。
今回の経験から学んだことは将来の進路選択に生かしていきたいなと思います。

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サポートメンバー

T.Ricca

プロジェクトマネージャー

フロントエンジニアとして様々なシステム提案をしてきた経験を活かし、学生メンバーをサポート。一番大変だったのは、コロナ禍においてみんなで集まれなかったこと!
それぞれ学校が違う生徒さんたちとの予定調整、ITの知識やレベルが全く違うメンバーとの意識合わせなど、思いのほか時間がかかり大変でした。
本プロジェクトに興味を持ち最後まで関わってくれたメンバーの頑張りと、プロジェクトを通してできたご縁に感謝です。

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T.Bell3

システムエンジニア

プログラミングを生活の糧に、呉市を中心に活動する孤高のプログラマー。
本プロジェクトにおいても、本人は頑張っているつもりだが、メンバーが付いてきてくれているのかは不明?

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I.Ryusei

サポートメンター

1980~2000年頃、通称「デジ坊」として知られた伝説のITエバンジェリスト。
しばらく山寺の坊主として隠居していたが、デジタル社会のお役に立てばと再登板。
手は動かないが経験と知恵でお手伝いします。

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A.Toya

サポートメンター

呉市在住9年ののち、ふるさと松江に帰郷し、リモートサポーターとして参戦中。
電気回路などのハードウェアが専門ですが、IoTなどのデジタル技術も頑張っています。

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N.S

サポートメンター

国際協力機構(JICA)の地域開発政策アドバイザーとしてインドネシアに勤務。コロナの影響により一時帰国中に本プロジェクトに参加しました。多様性という観点で、経験を活かしてディスカッションにアドバイザーとして参加し、国際的にも共通のコロナ感染における課題を私達呉市民の日常生活の目線で議論するなど、興味深いプロジェクトに参加できました。

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